今回は、世界遺産、白川郷をグリザイユ技法を使って、描いていきます。
1.まずはじめに、大きいキャンバスの場合は、16分割線を描きます。
鉛筆や木炭ではなく、コンテを使用しています。
これは、頭の大きさに比べて、キャンバスが大きいため、
視線が、定まらなくなって、位置がずれてしまうことを防ぎます。
また、作業の進捗管理にも使えて便利です。
(今日は、このブロックだけ集中的にやろうとか、計画できます。)
2.基準線と交差する物体の位置を正しくキャンバスに描き込みます。
薄くて見づらくなってしまってすみません。
3.位置が決まったら、デッサンをしていきます。
4.有色下地を施します。
絵の具はイエローオーカーを使用しています。
右上の意中部分はフィキサチーフを施していません。
その他の部分は、チャコール用のフィキサチーフでデッサンを固定しています。
固定しなかった部分は、コンテが溶けて、にじんでいます。
これでも、下描きなので、問題ないのですが、
消したくない場合は、しっかり固定しましょう。
5.ライトグレーから、塗っていきました。
3段階あるグレーのどれから塗ってもかまいません。
白は、シルバーホワイト、黒はアイボリーブラック。
これらを、混色して、3段階のグレーを作ります。
ライトグレー:白75%、黒25%
ニュートラルグレー:白50%、黒50%
ダークグレーです:白25%、黒75%
にしています。
6.お次はダークグレーです。
2色追加しただけで、形がはっきりしてきます。
7.ニュートラルグレーを塗っていきます。
ここまでで、3段階のグレーを使用しました。
8.白を追加していきます。
9.確認しながら、どんどん塗り進めていきます。
10.塗り残しの部分は、下地の黄色が目立って見えるので、
それを目印にして、塗っていきます。
この段階では、白+7段階のグレーを使っています。
7段階のグレーとは、3段階のグレー、白、黒の中間色から出来るグレーです。
明るい順に、
白、グレー1、グレー2、グレー3,グレー4,グレー5,グレー6,グレー7,黒
です。
グレー2が、ライトグレー:白75%、黒25%
グレー4が、ニュートラルグレー:白50%、黒50%
グレー6が、ダークグレーです:白25%、黒75%
になります。
11.キャンバスの下地の黄色が見えなくなったら、
下描きとしてのグリザイユは終わりになります。
本日はここまでです。
続きは、次回の記事で。
さようなら。