◎必須 〇無くても良い
画材
◎キャンバス(初めは、F4~F8位が書きやすいと思います。)
◎油絵具(高品位もありますが、初めは習作用で十分です。17色くらいは欲しいです。)ヤフオクで中古品が安く出回っている事もあるので、こまめに覗いてみるのはお勧めです。
〇メディウム
◎溶き油
溶き油は、絵の具に伸びを与え、筆さばきを良くします。揮発性油と乾性油の2種類があります。適度の混合して使います。揮発性油は、絵の具を柔らかく滑らかにし、乾燥を早めますから、下描きには欠かせない油です。しかし、つやをなくし、キャンバスへの定着力を弱めますから、単一の多用は避けるべきで、描き進んだ段階での使用も粉マシくありません。乾性油は、油絵具特有のつやや潤いを与え、固体化と耐久性を持たせる働きをします。
揮発性油は、テレピンとぺトロールの2種類で、テレピンの方がやや粘性があるのに対し、ぺトロールはさらっとした感触です。乾性油はリンシード・オイルとポピー・オイルが使われます。リンシードは堅牢な被膜を作りますが、多少、絵の具を黄変させます。ポピーは黄変は殆どありませんが、乾燥が遅く、リンシードに比べて、明るい色や、さえた色に使うと効果的です。混合油はリンシードとぺトロールを中心としたペンチング・オイルが一般的ですが、画溶液は絵の段階や技法に応じて、自分で適宜、混合して使うようにしたいものです。
ルソルバンがポピー油なのに対し、ペンチング オイルがアマニ油と原料の油が異なるので、作品にもその影響が現れます。 ポピー(ケシ油)の方が色焼けしにくいので、淡い色を使うのに好都合です。色焼けを避けるか、油としての(画面としての)強度を選択するかによって選択は変わってきます。
シッカチーフは乾燥促進剤で、必要な時だけ、絵の具や溶き油に混ぜて使います。使いすぎは画面に亀裂を生じやすいので禁物です。パンドルは絵具に混合するワニスで、固着力を強め、つややコクを作り出します。
〇デッサン用木炭・鉛筆(4Bより柔らかめ)
炭は柳が良いらしい。私は、面倒くさいのと、木炭が絵具に混ざるのが嫌いなので、絵の具を溶き油で薄めて下描きに使います。
道具
〇デッサン用の練り消し
〇フィキサチーフ
デッサン後の木炭、コンテ、パステル、鉛筆などをキャンバスや用紙に定着させる際に使います。但し、パステルは、多少、変色する事が有ります。
◎パレット(ペーパーパレットもあります。)
◎筆
丸筆(4号、6号、8号、10号)
丸筆は線が得意。
穂の形を活かして、一定の太さの線を描くことが出来る。
穂先を使って細かい部分も描ける。
平筆(4号、6号、8号、10号)
平筆は面塗りが得意。
寝かせると線も描けます。
フィルバート(4号、6号、8号、10号)
平筆の角をとって丸くしたような形
輪郭線に注意しながら、面塗りするなど、
意外と使いやすい。
〇刷毛(広い面積を塗るのに便利、絵のサイズにもよりますが、写真は30mm幅のモノを使っています。大きすぎると使いづらいので、キャンバスサイズに応じて、小さいものから徐々に大きくすると良いでしょう。)
〇扇型筆(ファン)
〇極細の0号も欲しかったりする。
〇ペインティングナイフ
錆びにくく、丈夫で適度なしなりのある、ステンレス製が良い。
〇パレットナイフ
パレットの上で絵の具を混ぜる際に使うが、ペインティングナイフでも良い。というか、パレットナイフは角度がついていないので、非常に使いづらい。無くて良い道具No.1
◎油壺
基本的にこの中に溶き油を入れます。
〇小皿
油壷に筆を入れたくない人は小皿に入れ、スポイトで絵の具に垂らすと良いです、オイルが汚れないし。お勧めです。
〇スポイト
◎筆洗器
◎筆洗油(オイルクリーナー)
無臭タイプがお勧めです。筆にやさしいリンス入りもあったりします。)
〇紙やすり
絵具を削ったりするのに使う場合もあります。
〇マスキングテープ