カマイユ(Camaieu)とは単色画を意味します。
たくさんの色を使わず、単色で明暗を描く方法です。
この描き方は明暗法、陰影法と呼ばれ、イタリア語ではキアロスクーロと言います。
グリザイユ(Grisaille)は、カマイユの一種で、主にグレー描かれたものを指します。
元々は、壁の装飾として使われていたレリーフや、装飾品としてもカメオなどの技法が、
絵画にも応用され、単色画として確立されました。
やがて、色彩も加えられるようになり、西洋絵画の古典技法として確立していきます。
有名な作品として、
ヤン・ファン・エイク(Jan van Eyck)の『ゲントの祭壇画』や「」『受胎告知』、
アンドレア・デル・サルト(Andrea del Sarto)の『バプテスマのヨハネ』
などがあります。
キアロスクーロ(Chiaroscuro)とはイタリア語で「明暗」という意味です。
ルネサンス期のレオナルド・ダ・ヴィンチが
バロック期のカラヴァッジョ、後生のレンブラントなどにも影響を与えています。
まずグリザイユやカマイユで明暗だけを表現し、その後に色彩の要素を加えて描いていきます。